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ボランティア活動現場レポート「お話し相手」

2022年1月7日更新  No.0000000043

浦和区にある高齢者施設「センチュリーシティー北浦和」でボランティア活動をしている矢嶋さんを紹介します。 

 

感染症対策で、間隔をあけて座っている利用者さんの様子を見ながら声をかけます。矢嶋さん曰く「たくさんお話をされる利用者さんもいますが、お話が出来なくても、そばにいるだけで利用者さんが落ち着いたり、やわらかい感じに変わったりするんですよ。」

 ご自身のお母さまの10数年の介護生活で、矢嶋さんを心身ともに支えてくれた友人達がいました。介護を終えたあと、今度はお返しをしないと…と思ったことがボランティアを始めたきっかけでした。

 

実際にボランティアを始めてみると、矢嶋さん自身がとても勉強になったり、元気をもらったりしていることが多いことに気が付いたそうです。「百聞は一見に如かずというけれど、本当にその通りよ。これからボランティアを始めようと迷っている方も是非やってみて下さい。」と話されました。

  お話し相手

センチュリーシティー北浦和の職員さんにお話を伺ったところ、「矢嶋さんは手があくと、『何か出来ることはありますか?』と声をかけてくれるので、お話し相手や、レクリエーションの際に本のページをめくる手伝いをしたり、書道に取り組む利用者さんの見守りしたりしています。お人柄もいい方で利用者さんも職員も助かっています。」とすっかり施設の雰囲気になじんでいる様子です。

 

矢嶋さんは、平成25(2013)年から、こちらの施設でボランティアとして活動をしています。コロナ禍でこの2年ほど活動を休止していましたが、少し状況が落ち着いてきたため再開したばかりとの事。今後も感染症の状況を見ながら施設の方と相談し、無理のない活動をされるそうです。

 令和3年12月 取材