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ボランティア活動現場レポート「アコーディオン演奏」

2023年5月30日更新  No.0000000057

  桜区の高齢者施設「さいたまロイヤルの園」で活動したAさんのご紹介です。Aさんは30年ぐらい前に、偶然聞いたアコーディオンの音色に感動し、習い始めました。

教室のお仲間と一緒に高齢者施設や地域の障がい者団体の集まりで、演奏や伴奏をしたりしていました。退職を機に、地元で単独活動をしたいと、り・とらいふに登録しました。

  アコーディオン演奏1  

 「まずはアコーディオンの音を楽しんでください。」と「りんご追分」を小柄なお体全体を使って演奏します。利用者さんは素敵な音色に魅了され、静かに聴き入っていました。

「さあ、ここからはみなさんが主役です。伴奏するので歌ってくださいね。」と春の童謡や歌謡曲など、歌の説明をして伴奏します。利用者さんはご存知の曲ばかりなので、笑顔で楽しそうに歌っていました。

アコーディオン演奏4

 何曲か歌ったらアコーディオンに関係したクイズをします。「アコーディオンは何キロあるでしょう。」「アコーディオンに似た楽器は何でしょう」など、3択で利用者さんに質問します。みなさん真剣に悩んで、回答を聞くと、驚いたり、正解した方は喜んだり、とても楽しそうです。

 ボランティアしていて良かったことは、「利用者のみなさんに喜んでいただけること。」練習にもやりがいがあり、生きがいにもなるそうです。この日も「大変楽しかったので、また来てください。」と再演を依頼されたそうです。

令和5年4月 取材