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ボランティア活動現場レポート「編み物教室」

2025年4月30日更新  No.0000000080

 今回のボランティア活動レポートはのボランティアをしているOさんのご紹介です。中央区にある高齢者施設「そんぽの家 南与野」に同行しました。Oさんは、子育て中やお仕事をされているときから、ボランティアにご興味があり、「いつか時間に余裕ができたら人の役に立つようなことがしたい」と思っていました。

 昨年、お仕事を退職しボランティアをどのように始めたら良いか迷い、区役所に相談したところ「り・とらいふ」を案内され、ボランティアを始めました。

ボランティアさん 編み物

 まずは、編み物がお得意とのことで、ご自宅から近いこちらの施設で、週1回ボランティアをしています。利用者さんが嬉しそうに教室に来るとOさんは優しい笑顔で迎えます。初めは熱心に夢中になってマフラーを編んでいました。ときどき編み目の数が分からなくなると、Oさんがお手伝いをします。

 しばらくすると、「編み物は人生初体験、子育てや家事で忙しくてこんな優雅な時間がなかったから楽しい」「昔は着るものがなくて、何でも作った。セーターをほどいてまた編み直したのよ」など、おしゃべりも弾みます。

編み物1 編み物1

 女子会のように教室は大変盛り上がり、あっという間に時間になってしまいました。「お部屋に戻りたくない、まだ続けていたい」という利用者さんに、Oさんは「また来週、来ますね」と優しく声をかけます。待ってくれる方がいて嬉しいので、休まないように日頃から体調に気を付けているそうです。

 他にも映画上映会のボランティアもされて、これからは子供対象のボランティアなどにも参加したいと意欲的です。これからもますますお元気で、充実したセカンドライフを過ごされることでしょう。

令和7年3月 取材