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ボランティア活動レポート「歌のお手伝い」

2019年12月2日更新  No.0000000010

ボランティアの活動現場レポート第31回は、浦和区の高齢者施設「浦和ふれあいの里」で、ボランティア活動をしているFさんとKさんのご紹介です。(匿名ご希望です)

おふたりは2年前に同じ傾聴講座で知り合ったお仲間で、普段はグループで活動しています。

活動当初は傾聴ボランティア活動でしたが、今では活動の幅を広げ、カラオケなどで利用者さんが歌うサポートを、月2回約2年間続けています。 

    

おふたりが会場に入ると、人気歌手が登場したかのように、

利用者さんの表情が嬉しそうに変わります。

「さぁみなさん、大きな声で歌いましょう」とFさんが進行係、Kさんは盛り上げ係、歌の時間の始まりです。マイクを向けると、歌詞も見ないで熱唱される方もいらっしゃいます。

 

 おひとりおひとりの肩に触れ、目線を合わせ、手拍子をして利用者さんに寄り添います。すると今まで歌っていなかった方も、スイッチが押されたように歌い出します。Fさんが、「お上手ですね~」「いい声ですね~」と声をかけると、恥ずかしそうに笑顔になります。

 

2年間継続してきたのは、施設が家から近いこともある。

施設職員の方に「〇〇さん(利用者さん)の大きな声、初めて聴きました。」など声をかけられると、やりがいもある。だけど1番の理由は、「人と話すことが好き、笑顔を見るのが好きだから」、『笑顔が最高のご褒美です』と、おっしゃいます。これからも、たくさんの笑顔を作る活動を続けていかれることでしょう。 

取材 2018年7月