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「さいたま市社会福祉大会で表彰されました。」

2020年12月15日更新  No.0000000033

「さいたま市社会福祉大会で表彰されました。」

り・とらいふ登録のボランティアグループ「吾木香」(われもこう)さんが、令和2年さいたま市社会福祉大会市長表彰を受賞しました。吾木香さんは平成17年結成以来、高齢者施設などで民謡を披露しています。現在は新型コロナウィルス感染症予防対策のため、ボランティアは休止中ですが、宮原公民館で週1回お稽古をしています。訪問した日は、お揃いの衣装を着て、本番同様に披露してくださいました。

 全員写真

たくさんのレパートリーの中から、『有川鯨(くじら)踊り』は手ぬぐいを持って勇ましく、『鰊場(にしんば)音頭』は「どっこいしょ~」 と合いの手を入れながら、『隠岐しげさ節』は鍋蓋を持って「パン・パン」と音を鳴らして賑やかに、『ケンチャン節』はお花を持って華やかに、息の合った踊りを4曲披露してくださいました。施設などでも、踊りの順番を考えたり、様々な小道具を用意したり、見ている方が飽きないようにしているそうです。

   

   

踊りの後にインタビューをお願いすると、これまで堂々と優雅に踊っていたときとは対照的に、とても恥ずかしそうにされていました。素晴らしい賞を受賞されたにもかかわらず謙虚で、山野を控えめながらも美しく彩る「吾木香」と重なりました。

  

 

長く続けている秘訣を伺うと、みなさん「楽しいから!」と笑顔で語られます。「家から近いので無理なく通える」「定期的に通うので規則正しい生活ができる」「負担のない運動で健康づくりができる」など、公民館に来て仲間に会って、一緒に踊ることがみなさん大好きです。

「親の介護が大変だけど、仲間と一緒に踊って気分転換できた」「踊りがあるから頑張れた」「ボランティアをして元気をもらった」など「吾木香」の活動が生きがいや、やりがいにもなっているそうです。

「吾木香」さんは、和気あいあいとした暖かい雰囲気の素敵なグループでした。

2020年12月取材