事例紹介情報
ボランティア活動レポート「マンドリンとギターアンサンブル」
2024年6月21日更新
No.0000000065
今回のボランティア活動レポートは、マンドリンとギターアンサンブル「もみじ」さんのご紹介です。浦和区の高齢者施設「本太ケアセンターそよ風」のボランティア活動に同行しました。
「もみじ」さんは50数年前、高校のマンドリンクラブに在籍していた同窓生を中心に2018年秋に結成し、マンドリン4名、マンドラ1名、ギター2名、司会兼打楽器ボーカル3名、合計10名で構成されています。
マンドリンのやさしい音色で、懐かしい曲や想い出の曲を演奏したり、訪問先のみなさんが楽しく合唱できるように伴奏したりしています。
まずは「青春時代」。お馴染みの曲が流れると利用者さんは自然に歌い始めます。2曲目からは司会のナレーションもあり、利用者さんは大きくうなずき共感したり、驚いたりしていました。マンドリンやギターの音色、ボンゴがテンポ良く響き、利用者さんは気持ち良さそうに歌ったり、なかには懐かしい曲に涙を流す方もいました。最後は、全員にスズが配られ、アンコールまで大合唱して大変盛り上がりました。
もみじさんは、高校時代からのお付き合いとあって、気心知れたお仲間同士、冗談を言いながら笑顔が絶えない仲の良いグループです。ボランティアをして良かったことは「利用者さんが大きな声で歌ってくれると嬉しい」「泣いたり、握手を求められたり、喜んでもらえると励みになる」とおっしゃいます。月3~4回集まって新曲の練習もかかさないそうです。自宅でも練習しないと迷惑かけるからと、さらに腕を磨いているみなさんは、きらきらしていてとても素敵なグループでした。
令和6年6月取材