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ボランティア活動レポート「書道」

2019年12月2日更新  No.0000000004

ボランティアの活動現場レポート第39回は、桜区の「通所介護事業所 笑美の郷」で「書道」のボランティアをしている柳館さんのご紹介です。

柳館さんは以前、近所の書道教室に通ったり、子どもたちに習字を教えたりしていました。

通っていた教室が閉鎖になり、たまたま公民館でシルバーバンクのチラシを見て、「ひとりで筆を持つのではなく、お仲間と習字を楽しみたい」と、ボランティア登録しました。

登録して約4年、高齢者施設で書道を指導するようになり、少しずつ活動施設や頻度を増やして、現在は4カ所の施設で週1・2回ボランティア活動をしています。

  

この日は、「筆を持つのは学生の時以来、何十年ぶり」という方から、常連の方まで4名が参加されていました。

初心者の方には丁寧に優しく、常連の方には「今日はこの和歌に挑戦しましょう」と参加者に合わせて指導します。

楽しい空気に誘われたのか、参加者が一人ずつ増え、いつの間にか、柳館さんの周りに人が集まってきます。書道をしながら、みなさん笑顔のおしゃべりタイムも加わります。

 

柳館さんは20代の頃から忙しいときも週に1度は筆を持っていたそうです。

ボランティアを始めて、「参加する方の好きそうな言葉、俳句、和歌などを考えながら、お手本を書く楽しい時間が増えた。また、そのお手本を喜んでくれたり、頑張って挑戦してくれたりすると嬉しい。いろいろな方と知り合いになりお話しができて、世界が広がり勉強になる」と、笑顔で語られていました。

取材 2019年7月