今回の活動現場レポートは、桜区の高齢者施設「笑美の郷」で活動している「しまちゃんマッサージ」のご紹介です。しまちゃん（愛称）は、現役時代に事務仕事をしていましたが、60歳のとき、目が見づらくなって、マッサージの資格を取得し、ご自身で「しまちゃんマッサージ」を始めました。

　マッサージをすると人に喜ばれるのが嬉しく、ボランティアも始めました。高齢者施設でマッサージをするときは、利用者さんのおしゃべり相手になるように心がけているそうです。

「しまちゃんマッサージ」は大人気で、利用者さんは心待ちにしています。「マッサージ機も使うけど、やっぱり、しまちゃんマッサージが気持ちいい」「しまちゃんとのおしゃべりが楽しい」など、安心して身体を預け、様々な話題でおしゃべりをしながらマッサージを受けています。

　穏やかで真面目な方で職員の方にも「大変助かっています」と感謝されています。

しまちゃんは、「喜ばれると励みになり、生きがいになる。人との繋がりは人生の財産、宝物」と優しい笑顔でお話ししてくださいました。

令和4年12月　取材