事例紹介情報
ボランティア活動現場レポート「手作り工作」
2023年12月5日更新
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浦和区の地域サロン「みんなの居場所」でボランティアをしているTさんのご紹介です。こちらのサロンは地域の方の交流の場になっています。平日の午後は近所の子供たちが集まってきます。子供たちは、自由に遊ぶことができるので、とてものびのびと過ごしています。
ここで、Tさんはお得意の工作を活かして、子供たちと一緒に遊んでいます。何種類もの手作りの工作を用意して、パズルをしたり、コマを回したり、手品のような実験もします。子供たちはTさんのそばに寄ってきて、じっと見つめていたり、挑戦したりしています。
ボランティアに登録された当初は、「現役時代の知識を生かし、科学的な考え方を元に手作りパズルやベーゴマ等を子供たちに伝承したい」「中学生に受験勉強ではなく、科学の楽しさを教えたい」とおっしゃっていました。その後小学校や児童センターなどのボランティア活動を通して、子供たちと接していく中で「伝承したい、教えたい」という考え方は子供に受入れてもらうのは難しい、いろいろな場所で不特定多数の子供たちと楽しい時間を過ごしたいという気持ちに変わってきたそうです。
現在は「子供たちに一緒に遊んでもらっています」「いろいろな所に参加して、好きなことを見つけていくのが楽しい」と笑顔で語られていました。
令和5年10月取材