浦和区のボランティア団体「元気アップネットワーク」のご紹介です。こちらの団体は「この地域に住んで良かった」をキーワードに、高齢者が気軽に参加できる楽しいサロンを運営しています。

代表の井上さんが、社会福祉協議会にボランティアの相談に行き、サロンの立ち上げに携わり、お仲間を募って団体を結成。今では毎回50名以上が参加する楽しい高齢者サロンを開催しています。井上さんは、「たくさんの方と出会いコミュニケーションがとれて、とても楽しい」と笑顔で語られます。

　この日は浦和区の領家公民館で健康づくり講座「おくすりと上手に付き合うために」が開催されました。あいにくの雨の中、参加者が続々と集まります。新型コロナ感染症対策のため、入り口で検温します。ボランティアのＦさんは、人と話をすることが好きで、参加される方の表情を確認するため、体温を必ず額で測ります。顔を見て目を合わせて挨拶するようにしているそうです。

ボランティアのＹさんは資料やチラシを配ったり、講座後に机や椅子を消毒して片づけたりしています。サロンをお手伝いして、講座や体操に参加して、ご自身の健康づくりにもなっているそうです。

参加された方にもお話を伺いました。「家の近くに、こういう場所があって嬉しい」「友達ができて楽しい」など、サロンの開催に、とても感謝していました。

サロンは領家・南箇・大東のいずれか公民館で毎週開催されています。他にも毎回趣向を凝らした楽しい講座を準備しているので、お近くの方は参加してみてはいかがでしょうか。

　「元気アップネットワーク」はボランティアのお仲間も募集中です。ご興味がある方は「り・とらいふ」までご一報くださいませ。 

令和4年5月　取材