事例紹介情報
ボランティア活動現場レポート「出前コンサート」
今回のボランティア活動レポートは、「トマト&ポテト」さんに同行して、見沼区にある「ハートケア東大宮」を訪問しました。「トマト&ポテト」さんはご夫婦で活動されています。ポテトさんが、オカリナとバイオリンの演奏、トマトさんが、キーボードの演奏をします。

ポテトさんがバイオリンを始めたきっかけは、高校の音楽の先生が素晴らしい音楽をたくさん聴かせてくれたこと。いつか自分でも弾けるようになりたいと思ったそうです。お仕事を始めて20代でバイオリンを購入。しかし、時間がなく弾けなかったそうです。40代でやっと時間ができたので、マンツーマンでバイオリンを習い始め、現在まで約25年間バイオリンの魅力にハマっているそうです。

初めはオカリナ演奏の『シルクロード』。オカリナの音色に癒やされました。バイオリン演奏の『リベルタンゴ』では、情熱的な力強い演奏に、利用者の皆さんはじっと目を見張り、熱心に聴き入っていました。
さらに「皆さん歌いましょう」のコーナーでは、時代劇水戸黄門主題歌『あゝ人生に涙あり』を演奏。イントロが流れた瞬間に笑顔が広がり、手拍子を合わせながら、大きな声で合唱しました。演奏が終わると、会場は大きな拍手と「また来てね」という温かい声に包まれました。
トマトさんは、「キーボードだけの音楽が、オカリナやバイオリンと重なると音の幅が何倍にもなって楽しい。」と笑顔でおっしゃいました。今度はこの曲を、あの曲も楽しそうとポテトさんと普段の会話も弾むそうです。親しみやすいグループ名そのままに、利用者さんとの呼吸を感じ合える距離感で届けられた「出前コンサート」。利用者さんの心に寄り添う優しい音色は、忘れられない特別なひとときとなりました
令和8年7月 取材

